ワクチンによる抗S(スパイク)蛋白にはに種類がある

ワクチンによる抗S(スパイク)蛋白にはに種類がある

新型コロナウイルスの抗体について。

感染者にできる抗体。
1.抗N遺伝子(ヌクレオカプシド)抗体(感染の証明になり、IgG及びIgMがある)
2.抗S遺伝子(スパイク)抗体
 (RBDに対する中和抗体と、NTDに対する感染増強抗体がある)

ワクチン接種者にできる抗体。
2.抗S遺伝子(スパイク)抗体のみ。
ワクチンはS遺伝子に対するものなので、当然N遺伝子抗体はできない。

ADE(抗体依存性感染増強=サイトカインストーム)は、NTDに対する抗体が、
引き起こす可能性があるが、
S遺伝子抗体の内訳(RBD抗体/NTD抗体)は一般には簡単でない。


感染者のS抗体のC.O.I値に比べ、ワクチン接種者のそれは、圧倒的に多い。
さて、どちらの抗体(RBD?NTD?)が多いのでしょうか?
変異株が増えると、結論は出そうです。
つまり、ワクチン接種者が、重症化すれば、NTD抗体ということです。