国産ワクチンへの期待

国産ワクチンへの期待

このところ、新型コロナウイルスワクチン接種の高齢者が増えて、
当院の外来が暇です(Good)。
接種開始~二回目接種後4週間は、対面の診察はお断りしている為です。
(感染の危険があるので)
昨日、実家の母に電話すると、隣村の70台後半で、元気だった人が、接種後3日ほどで、
『コロリ』したみたいです。お~身近!!
外来でも、接種しない方が良い理由を説明する時間が増えました。

1.COVID19は、分離も同定もされていない。だから、不活化ワクチンが難しい。
2.SARSウイルスとコウモリの遺伝子から、遺伝子配列を推定するしかない。
3.その人工的配列のmRNA(脂質ナノ粒子で包む)やDNA(ベクター)を体内に打ち込み、
  体内で生成された『ウイルスもどき』に対して、体内で抗体を作らせる。
  mRNAは、肝臓や脾臓、卵巣などに蓄積され、ずっと『ウイルスもどき』が産生される。
  最終的には、臓器細胞が空胞化し死ぬというのが、動物実験の結果である。
  慢性感染状態で、抗体も作り続く・・・EBウイルスみたい(癌や膠原病の原因)。
4.塩野義製薬のワクチンは年末発売と言われるが、組み換え蛋白は、『ウイルスもどき』の
  外殻のみ作り、それを皮下注射する従来型で、方法論的には安全と思われる。
  ただ、どちらにしても、『ウイルスもどき』が本当なのか?ということと、
  今までコロナウイルスのワクチン作成に成功していない、
  これだけ変異するのに、対応できるのか?という疑問は尽きない。
5.感染者(患者)のS(スパイク)抗体値に比べ、ワクチン接種者のS抗体値は、
  非常に高値である。これは、非常に強い感染を起こしていることが疑われ、
  接種後血栓等でなくなっていることに符合する。

結論を言えば、高齢者で接種を希望する人は接種を受ければよい。
(実験動物として、保証もなく、国のために御奉公することは、素晴らしい)

若い方は、そもそも重症化しない事、卵巣などの細胞変性のリスク、
肝細胞障害による寿命短縮のリスクから、絶対に避けるべきである。

重症化予防には、安くて安全なイベルメクチンが、非常に効果的であるが、
メルク社は、モルヌピラビルという、アビガンと同系列で、
効果は強いが、副作用も強い新薬の上市予定である。