■春なのか統合失調症が気になる


このところ、統合失調症の診断が下る人が、私の周りには多いと感じます。
原因はわかりませんが、ストレスはその一つでしょう。

労働力を賃金に代えるて、人々は生活してきましたが、
昨今の経済的考え方では、労働者も「労働力」というものを持った資本家であり、
その対価としての収入を得る。つまり、ホワイトカラーエグゼプションなどの流れを正当化する
理論武装がされてきたということです。
これは安い労働力を正当化することができ、人々はストレスにさらされることになりました。
将来に対する不安が、統合失調症を増やしているのでしょうか?
ただ、労働分配率への配慮や最低賃金に対する理解は、経営者には必要なモラルではないかと思います。
トマ・ピケティー教授の本は、長すぎて読破できていませんが、資本家と労働者の賃金格差が
ありすぎるのは問題であることは確かだと感じています。

最近、この統合失調症にかかる人が多いように思いますが、実際、どの医療機関に紹介すべきか、非常に迷ってしまいます。
何しろ、この病気に対して使われる薬が、肥満と糖尿病発症と深い関係があるからです。
肥満や糖尿病で受診する患者さんの中に、時々見られます。困った!
そして、なかなか治癒しません。
カウンセラー中心で、薬をなるべく使わないスタイルの先生をやっと見つけました。

松本市の『篠崎医院の篠崎 孝先生』です。
診療理念は「患者さんのこころに添うことを目指す医療」だそうです。
松本市では、看護師・保健師からは絶対の信頼感が寄せられているようです。
自分がその病気になった時、受けたいなと思う治療を実践してこそ、プロの医師ではないでしょうか。これは、政治家でも、弁護士でも、メカニックでも、どんな職業でも同じことで、
人間性によるものです。
人間性を大事にした社会でありたいと思うこの頃です。