■女川町と長野市


最近3月11日に向けての特番が多いので、見ていました。
宮城県女川町は、復興への取り組みが、早いようです。

商工会会長兼復興連絡協議会会長の高橋正典さんが、
『65歳以上は口を出すな』と若い人=将来の責任を負える人たちに、全面的に復興デザインを任しているようです。
公平性と透明性を担保して、『欲まみれのしがらみ』を断つ方法ではないでしょうか。(拍手!)
年を取りすぎると、『しがらみ』ばかりです。

長野市も、今年3月にサッカースタジアムが、80億円で完成(維持費は2.5億円/年)しましたが、地元企業は、安い入札額でも受注できなかったようです(エ〜)。
すべて大手の大企業が受注したので、地元の中小企業にはお呼びがかからなかったようです。
噂では、Jリーグの上層部からの『特命(指名)』のようですから、色々なリベートが飛び交っているのではないかと勘繰ってしまいます。
そういえば、長野市の市長も、2代続けて、コンクリート関係の企業のご出身ですね。
長野市は、冬季オリンピックも経験しており、この時も多額の使途不明金が発生し、書類は
焼却処理されて、闇の中でした。スポーツ界も、政界に負けないくらいダーティーではないかとつくづく感じてしまいました。

昨今は、どこの世界も、『お年寄り』が多いと、『老人の知恵』<『欲まみれのしがらみ』の弊害を感じます。人間らしいとは思いますが、社会としては理想的ではありませんね。

ですから、女川町の試みに新しい風を感じます。
歴史上、時代の変革期は20台が中心だったように思います。

閉塞感とは?なんでしょう。『しがらみ』が高じて、身分、収入、財産の固定化、占有化が起こり、下克上のない分層社会になりかけている現状に閉塞感を感じるのではないでしょうか。
韓国や中国も同様で、敵国を作ることで、ガス抜きをしているのではないでしょうか。

ISILなども、結局は同じ根源で、歴史は繰り返されていると感じます。

公平性、透明性を担保したうえで、相互扶助、平和共存の理想を追及することが、
いくら青臭くても、人間社会には必要な理念であり、それすら失えば、また殺し合いが
始まるような予感を受けます。

最後に、参政権を18歳にするよりも、政治家に対する年金みたいな政党助成金をやめて(議員特別年金もあります)、大学生の奨学金貸与を『助成』にし、国民の教育度を上げた方が、よっぽど日本国の為になります。